マダムポアン見参

ちょっとした集まりがありました。
私はお菓子の準備担当。

ぬくもりステーションが３月で終わると聞いたので（違ったらごめんなさい）、
そうだ、そこでお菓子を買おう！と思い立って買い物に行きました。



おっ！おいしそうなクッキーの箱詰め発見！！
おまけに個別放送になっている。
いいじゃんいいじゃん

ところが、参加予定の人数分用意するには、最後のひとつのために、
もう一箱買い足さないといけない。

う～～～～む
考える

あとひとつ足りない分のクッキーの箱を持ちながら、難しい顔をして、
お店をぐるぐるぐるぐる何度も見て回る。

自宅用ならさっと買うのだが、みんなのお金なので、決断がつかない！
とはいえ、一人だけなしという訳にもいかない！！

お店のお兄さんが声をかけてきた。
「持っているクッキーをレジで預かりましょうか？」
・・・取られないように用心しているように見えるくらい、しっかり抱えていたらしい


それで、お兄さんに相談してみた。
「なにか小さい単位で売っている物で、提案はないですか？」

しばし沈黙したお兄さんが、「ちょっとお待ちください。」

レジの中で誰かに電話をしている。

そして・・・・・・・・・ひとつクッキーをくれた

試食用の分を開けるスケジュールが決まっているらしく、まだその時じゃない。
でも、早めに開けてよいなら、試食としてひとつ渡せる。
勝手にスケジュールを変更できないので、その決断を上司に仰いだらしい。

２０代の若いお兄さん。
そういう杓子定規じゃない臨機応変な対応ができるのは、とてもすばらしい。
そんな若者が働いているぬくもりステーションに感動した

「ひとつプラスできるだけでとてもありがたいので、代金を払わせてください。」
と言った答えが、
「これは試食なので、おいしかったらまた買いに来てくださいね。」って。

３月であのお兄さんはアルバイトが終わるのだろうか？
あの人材を黙って手離すのはもったいない！！